君たちへのメッセージ


平成24年3月卒業
京都産業大学
藤木浩平
 私は高校から陸上を始めました。そして、大学進学後も陸上を続けたいという思いから京都産業大学への進学を決めました。

3年生になるまでは、「陸上は高校まで」と思っていました。しかし、高校最後のインターハイに出場することができなかったことから、大学進学後も陸上を続け、全国大会に出場し上位入賞を目指したいと思うようになりました。京都産業大学は全国大会で活躍している選手を多数輩出しています。また、最先端の設備がそろっているため、恵まれた環境の中で練習できるということも魅力でした。

私はスポーツ推薦で受験しました。1次試験では、大学の説明会の後、個人面談をしました。2次試験には小論文とグループ面接がありました。小論文対策として、私はいくつもの過去問を練習しました。さらに応用問題にも取り組みました。この練習のおかげで、試験でも納得のいく小論文を書くことができました。面接は15分程度でした。主に、部活動のことと志望理由について質問されました。

京都産業大学はスポーツと学業ともに力を入れている大学なので、文武両道に励み、充実した大学生活をしたいと考えています。


平成25年3月卒業
富山大学
布川亜依
 私は小さい頃から絵を描く事が大好きで、将来も絵を描く仕事に就きたいと考えるようになりました。大学を考える時期になり、いくつかの芸術系の大学のオープンキャンパス等に参加し、直接その大学の雰囲気を感じた事で、自分の行きたいと思う大学を見つけることができました。私は中学生の頃から芸術系の大学に行きたいと思っていたので、高校1年の夏からは美術の予備校に通っていました。最初は、高倍率の推薦入試に受かる自信がなかった為、一般試験へ向けての対策をしてきていましたが、駄目元でも受けてみようと思い、試験一週間前くらいにその対策を始めました。予備校でデッサンを毎日のように描き、時間内に完成させる練習を何回もしました。焦ってしまい、自分の本領が出せない時も少なくなく、先生には「自分を信じて。絶対焦ってはいけない。」と何度も忠告されていました。だんだん調子もついてきて、最後に描いたデッサンが今までで一番良い絵になった所で、翌日試験に臨みました。

試験当日は、その人の多さに圧倒され、デッサン試験の際も、初めは手が震えてうまく描けませんでした。しかし、自分を応援してくれている人たちの顔を思い出し、自分はできる、と言い聞かせながら描いていくうちに、だんだんと楽しく描けるようになっていきました。絵は時間内に完成し、自分で納得のいくものになりました。面接では、デッサンがよく描けた喜びもあってか、明るく笑顔ではきはきと応えることができました。

私が合格することができた事は、自分の努力だけの結果ではありません。応援してくれた人たちや、今まで支えてくれた両親がいてこそ勝ち取ったものだと思います。本当に行きたいと思える大学と出会い、そのために諦めずに努力し続けることが大切です。自分の夢を実現させるための通過点として、本当に自分のしたい事を見つめてみることが大切だと思います。努力すれば必ず報われます。がんばって下さい。