林 未紗 さん

2018年度 国際科英語コース卒業

 進路実現のため足羽高校で頑張ったことは何ですか。

部活動です。私はバスケットを頑張りたいと思い、足羽高校に入学しました。3年間あそこまでバスケットに本気になって向き合ったからこそ、大学進学ができ、プロ選手の道に進むことができたと思います。ここでは書ききれないくらい本当にたくさんのことを経験し、たくさんのことと向き合い、たくさん葛藤もしました。でもその中で、新しく感じたこと、得られたこと、学んだこともたくさんありました。足羽高校に来ていなければ、間違いなく今の私はいないので、足羽高校に進学し、3年間頑張ってよかったなと思います。

選手生活で楽しいと思えること(やりがい)は何ですか。

もちろん試合に出て自身のプレーを多くの方に見てもらえた時が一番楽しいと感じますが、試合に出られなくてもチームメイトのナイスプレーを見たり、チームが勝利した時は自身が頑張るモチベーションにもなりますし、やっぱりバスケットは楽しいなと思います。また、毎日の練習でも納得のいくプレーが個人的にもチーム的にもできると、充実感や達成感があって、やりがいを見出すことができます。 

足羽高校での学校生活はどうでしたか。

正直、一言で「楽しかった」と言えるものではありませんでした。(笑)もちろん楽しかったこともたくさんありましたが、3年間バスケットを重視してきた私にとって、時には他の学生さんのことを羨ましいと思うこともありました。放課後や休日に友達と遊ぶことができなかったり、食べたいものを我慢したりしないといけない時もあったので、それは少し辛いなと思う時もありました。また、バスケットをする中でも越えないといけない壁も多く、うまくいかない日々が続く時もあったので、その時は身体的にも精神的にも結構辛かったなと、今だからですが言えます。(笑)ですが、自身で決めた道だったので辛くても苦しくても前を向いて頑張ろうと日々もがき続け、その中で自身の成長に繋がったなとバスケットでも人間性の部分でも感じられたときは、他の学生さんには経験できないすごいことなのだと自分に自信を持って言えたことでもあります。何かを達成するためには何かを犠牲にしなければなりません。でもそれ以上に自分のためになるものはたくさんあるということに気づかされた3年間でした。本当に濃い3年間でした。

足羽高校で思い出に残っていることは何ですか。

思い出に残っていることは、語学研修です。オーストラリアに行き、英語しか通じない世界で、ホームステイも経験しました。オーストラリアの学校で授業を受けたり、文化を学んだりして毎日がとても充実していました。自分の話した英語が通じたときや相手の話している内容が分かり、コミュニケーションが取れたときは嬉しかったのを覚えています。学生のうちに海外に行く経験ができるというのは将来の道を増やすきっかけにもなると思うので、本当に良い経験ができたし最高の思い出になりました!!

今、足羽高校で頑張っている後輩たちへメッセージをお願いします。

すでに将来の夢や目標が明確にある方もいると思いますが、そうでない方たちの方が多いと思います。実際、私も高校生の頃はプロ選手になるとはそこまで深く考えていませんでした。なれたらいいなくらいでした。もちろん、将来こうなりたいということが明確になっている方はそのために毎日頑張ってほしいと思います。しかし、まだ明確になっていない方も今のうちに決めないといけないわけではないと思います。その代わり毎日過ごしていく中で、たくさんのことに興味を持つことで物事への関心を高めたり、自身のことをより知るために自己分析をしてみたりすることなどが大切だと思います。これから生活していく中で様々な困難にぶつかり大変なこともあると思いますが、必ず将来のためになると私は思います。私も頑張ります!皆さんも頑張ってください!!

足羽高校への進学を考えている人へメッセージをお願いします。

高校での3年間をどのように過ごすかというのはとても大事なことで、将来にも大きく繋がると思います。1人1人、進学しようと思うきっかけは異なると思いますが、自身が進学したいと思って足羽高校を選んでくれたのなら、3年間はより充実したものになると思います。学校祭などのイベントも楽しいですし、将来のことを考えやすい環境で学べる学科もあるので自分に合った学習ができると思います。ぜひ、思い出に残る濃い3年間を足羽高校で過ごしてください!!