活躍する卒業生　永岩良一さん

高校は部活動に力を入れたいと考えていました。当時調べたところ、足羽高校のバスケットボール部は県ベスト４の実績があり、周りのバスケ仲間が進学することも聞いていたからです。また、特進コースがあり、福井県立大学などへの進学実績があったことも理由の一つです。

３年間バスケットボールについて考えない日が無いぐらい、バスケ漬けの毎日でした。県大会で３位になり、北信越大会に出場したときはとても嬉しかったです。つらい練習もチームメイトと声を掛け合ってなんとか乗り越えることができました。今も、そのときの同級生と同じ社会人チームでプレーしています。

部活動はもちろんですが、３年生のときの学校祭も頑張りました。（当時は）クラス替えが３ 年間なくて、クラスの団結力がありました。応援団に所属していたのですが、意見がぶつかって雰囲気が良くない時には、下手くそなダンスを全力で踊ってみんなを笑わせたり（笑）。文化祭でも、クラス全員が納得のできるものを作ることができました。

高校入学時には教員を目指していましたが、担任の先生との進路相談時に、その時の悩みや不安を親身に聞いてもらった結果、「消防や警察はどうか」とアドバイスをもらったことがきっかけです。アドバイスを受けた後まわりの人にも相談して、大学に入るころには消防士になろうと決めていました。

地域住民の方の生命や財産を守るという責任感を常に感じています。しかし、火事や救急などで困っている人を助けて「ありがとう」と言葉をかけてもらえた時は、この仕事を選んで良かったなと実感します。

生徒と先生の距離が近く、相談に乗ってくれる先生方がたくさんいます。進路で悩みがあれば、信頼できる先生に相談すると良い答えが見つかると思います。足羽高校の卒業生で消防士になった人もたくさんいるので、興味のある人はぜひ一緒に仕事しましょう！

特色ある専攻・コースや部活動など、足羽高校にしかないものがたくさんあります。自分のやりたいこととマッチするなら、ぜひ受験するといいと思います。